CONCEPT
わたし達は、からだに叡智をもっています。これは、まず「身体知」と言って、日常生活の中で培われたコツや勘、感性など、身体に根ざした幅広い知を指すものがあります。
又、緊張したりストレスが強いとお腹が痛くなったり、我慢が続いて便秘になったり、なにか違和感がある時に胸の辺りがザワザワしたりといったように、心と魂からのメッセージを様々な反応を通してからだがサインとして教えてくれるものも。
普段から自分のからだに意識を向けて声を聴くこと、いまどんな状態か、どんなご機嫌なのか探り知ろうとすることは、身体知を磨くことであり、自分に寄り添い大切にすることでもあります。
からだは魂の家でもあり、魂という運転者がからだという車に乗って運転している、というお話を聞いたことはありますか?魂がないとこの生命を輝かせることはできませんが、そもそもからだという容器がないと、わたし達はこの地球世界を体験することはできません。からだという車が故障だらけでボロボロだと、運転すること自体が叶いません。そして、そのからだにはわたし達が意識している以上の叡知が内在しているのです。からだは小宇宙、からだは神さまと表現されることもあります。
その尊いからだを、あなたはどれほど大切にできていますか?生まれた頃からずっといっしょなので、ついつい当たり前に思いぞんざいに扱ってしまったり、無理をさせてしまうこともありますよね。病気や原因不明の不調に悩む人が不自然に多い現代。食生活、運動、睡眠、ストレス、喫煙、電磁波など原因は様々ですが、一番の原因は「からだへの感謝が足りない」ことだと言われています。意外ですよね。実は、感謝のエネルギーは愛のエネルギーと同じくらいパワフルなもので、心臓への感謝は老化を防ぐとも言われています。あなたは、いつも自分自身のからだに感謝できているでしょうか?
わたし達のからだは、とても素直で正直です。良かれ悪かれ、生活習慣などはダイレクトにからだに影響しますし、一見分かりづらいですが心の状態も大きく影響します。感謝のエネルギーもそのひとつに含まれますね。そして、あなたの本質が望むものと現実が、一致しているかどうかということも挙げられます。
例えば、あなたが本当は望んでいないことや不快だと感じることを、何らかの理由で仕方なく受け入れてしまっているとき、あるいは長年抱えている重荷や辛い記憶、感情を抑圧しているとき、心は悲鳴をあげ始め、からだへもあらゆるかたちでサインを出し始めます。反対に、悩みごとから解き放たれて、心地が良く自然体で自分らしくいられていると感じるとき、心は安定してあなたの輝きは増し、からだ全体にエネルギーが満ち不調は消えていくでしょう。
いま、わたしのからだはどんな調子だろう?全体が重だるかったり、なんだか胸がソワソワザワザワしたり。じゃあこれはどこからきているんだろう?働き過ぎ、寝不足、逃げ出したいのにひたすら我慢して耐えている、本当は他にやりたいことや叶えたい生き方があるのかも、、
こんな風に、いま一度からだと心の声を聴いてみてあげましょう。始めは掴みづらくても、何度もやっているとその先で見えてくるものがあります。
そして、あらゆるサインを通して大切なメッセージを送ってくれているからだと心、もしできればもっと奥にあるあなた自身の本質である魂に、「いつもありがとう」と感謝の気持ちを送ってあげてみませんか。
holistic salon Lokahiでは、お一人おひとりがそんな大切なメッセージに気付き、本来のありのままの姿を思い出せるように、そして世界に一つしかないあなたという存在が愛おしく感じられるように、からだと心の両方に働きかけていくトリートメントやリーディングをご提供しています。わたしはあくまでお手伝いをさせていただくガイド役。あなたがご自身の力で気付きを見出して歩んでいこうとしたとき、必要なヒーリングや変容は必ず起きて、内なる調和や融合へと向かっていきます。
THERAPHIST
こんにちは!LokahiのKanae 奏衣です。
自然や草花、まったりとした時間を過ごすことが大好きな、マイペースなセラピストです。
<わたしがセラピストとして生きる理由>
わたしがセラピストになったきっかけは、祖父や母・大切な人の病や死を続けて経験した事でした。特に母に関しては、わたしが高校生の頃に脳内出血で倒れ、後遺症による重い意識障がいが残り、15年9ヶ月間寝たままの入院生活が続いてきましたが、2022年10月に天に還りました。
母を側で見てきたわたしはたくさんの感情を体験しながらも、心とからだは密接に繋がり影響し合っていること、病気などの症状は何らかのメッセージを発しているサインであるということ、わたし達の身体には人智を越えたパワーが宿っていることを学びました。
西洋医学では明らかに改善の見込みがないと断定されてしまってきた母でしたが、驚くべき変化や反応を目の当たりにしたことで、相手や自分自身のパワーを諦めずに心から信頼することが、いかにヒーリングや変容へと繋がるのかを思い知らされたのです。
<肌が拓かれると、境界線や繋がりが拓かれる>
現代の日本は、昔と比べると「肌が閉ざされている」と言われています。これは、直接お互いの肌に触れ合うということだけに言及したものではなく、ただ一緒にいることや寄り添うという点も含まれます。時代の流れの中で、暮らしや働き方と共に人と人との距離感や関係性も、良かれ悪かれ大きく変わってきたようです。
肌が拓かれていると、まずは自分や相手との境界線が拓かれるので心も拓かれていき、健全な状態で相手に甘え、頼り、助けを求めることができます。そうなると、たとえ悩みがあったとしても、そんな自分もありのまま受け入れて肯定することができ、結果的に生きづらさが解放されていきます。
肌を拓くということは、最初にお話ししたような身体知を磨くことともリンクしているように思います。例えば、病気を治したい、健康になりたいというとき、何より「自分が自分の一番の治療者」ということを胸に留めた上で、からだの声を聴いてからだが欲するようにケアしてあげる。からだには「快の法則」というものがあって自分にしか分からない感覚なので、それに従って自分が心地いいことをしてあげる。からだを温めたり、伸ばしたり、動かして汗をかいたり、たっぷりと睡眠をとって休めたり、触れてあげたり。
肌に触れられることはとてもパワフルで、様々な効果が実証されています。
◉自尊心が高まる
◉オキシトシンなどの分泌によるストレスの軽減、抑うつや不安の改善
◉痛みの軽減
◉C触覚繊維の刺激による自律神経の調整→免疫力や自己治癒力が高まる
◉からだに溜まっている未消化の感情エネルギーが解放される etc...
これらは、長く続けるほど効果的だとされています。もちろん、肌に触れる人がどんな状態でどのように触れるのかということもとても影響します。わたしがセッションさせていただく際にいつも大切にしていることは、目の前のクライアントさまにはご自分でご自分を癒し、豊かな人生を拓いていく充分なパワーが既にあるんだと心の底から信頼すること、寄り添う気持ちでいることです。
これは、からだへのセッションだけでなくカードリーディングなどの際でも変わらず心がけています。そして、からだに直接触れられなかったとしても、心から寄り添って一緒にいてくれる人がいるという繋がりの中にいるだけで、それはスキンシップケアとなり、肌が拓かれていくのです。
特に大きな悩みごとなどがなかったとしても、なんだかモヤモヤする、相手に上手に甘えたり頼ることが申し訳なくて苦手、自分や相手の気持ちに共感したり、本音を話すことができない、自分のことや今後の未来を心から信頼することができない、なんだか生きづらい、、。
そんなとき、安心した環境の中での触れ合い、寄り添い合いという繫がりの時間が、なんらかのヒントや光へ進んでいくきっかけになるかもしれません。
<ありのままのあなたが美しい>
わたし達は子供から大人になるにつれて、知らず知らずのうちに沢山の思い込みや先入観、固定観念を身につけてしまいます。それは時に、あなたに鞭を打ち不自然な状態へと向かわせてしまします。そして、正直で嘘をつけないこころやからだはあなたを自然な状態へと戻そうと働いて、不調や病気といった症状を出してきます。これらは本来、あなたを無理や強制から遠ざけ、ありのままであなたらしくいられる為に教えてくれているものなんだと考えてみると、なんだかとても愛おしく感じられませんか?
植物の叡智やパワーがぎゅっと凝縮されたアロマセラピーやハーブセラピー、体へ触れるタッチングやトリートメント、ハートへ働きかけるリーディングを通して、深く頑固に染みついたシミを丁寧に落としていくかのように、重たい荷物を少しずつ手放していけるお手伝いをさせていただければと思います。
あなたは誰にも何事にも縛られずありのまま、ただ存在するだけで充分な存在です。あなたはかけがえのないたった一人の存在なんだということ、あなたにしか放てない色や輝きがあるんだということ、もっと自由に軽やかに、鮮やかな世界を生きていってもいいんだということを、どうか思い出せますように。愛を込めて。
<Profile>
holistic salon Lokahi オーナーセラピストKanae
セラピスト歴13年目
故郷の和歌山にある、同じくリラクゼーションサロンを営む姉のサロンにて修行後、もっと学びや経験を深めたいという想いから、京都の外資系SPAサロンやチェーン型リラクゼーションサロンに勤める。その後、大阪高槻市の自宅にて小さなプライベートサロンをひっそりと開く。当時登録していた某サイトにて常に高得点のレビューを獲得し続け、軌道に乗り始めた矢先に急遽転居することが決まり、2019年に東京へ移転。
2年足らずの東京生活を経て、2021年、京都へ舞い戻り、念願の夫婦での開業を実現するべく、4月よりサロンのリニューアルオープンと共に、焼き菓子専門店&カフェの【ロカヒ菓子店】を新たにスタート。来られる方々が、心地よく過ごせられるように素材やお店づくりにこだわった結果、数々の某雑誌に掲載。カフェ、サロン共に月に何度も足を運んでくださるリピーターさまも増えてきた矢先、方向転換し2022年6月にカフェを閉店。
自然に触れられる暮らしを求めて心機一転、同年7月に滋賀県高島市へ移住し、9月にサロンをリニューアルオープン。以前から思い描いていた、木漏れ日に包まれた自然の中でのサロンが誕生。リトリートサロンとして、こころとからだが満ち足りる時間をご提供しています。
<Diproma>
・2011年7月
東京広尾のF.S.T.C(フォレストスパカレッジ)にて【スウェディッシュマッサージ リラクゼーションコース】【ロミロミ ハワイアンマッサージコース】を修了
・2016年7月
ボディケアスクール大阪校にて【SAT式整体療術コース】【リフレクソロジーコース】を修了
・2019年4月
臼井式自然療法の【霊氣ティーチャーズコース】を修了
・2020年4月
【マナカード ベーシックコース】を修了
・2022年9月
古典ロミロミの【カフナボディワークロミロミ ベーシックコース】修了
・2023年11月
【マナカード セラピスト&ティーチャーズコース】修了
趣味:フラダンス、一眼レフで風景撮影、心地良いカフェやサロンで過ごす、愛犬との時間
好きな食べもの:土鍋ご飯、ぬか漬け、カカオ